10日未明、交際中の男性宅のトイレで首を吊って遺体で発見されたチョン・ダビンさん(26)=本名チョン・ヘソン=が、昨年9月にも自殺を図っていたというソウル江南警察署の発表に対して、遺族側は「事実無根」と主張している。
江南警察署は、チョン・ダビンさんと交際していたといわれる男性に事情聴取した結果、チョン・ダビンさんが5ヶ月前にも手首を切って自殺を図ったことがあった、との証言を得たと発表した。
また、江南警察署は、「チョン・ダビンさんの左手首に鋭い刃物で数回にわたって切りつけたような傷跡があったため、これを昨年9月の自殺未遂時の傷跡と見ている」との見解を示した。
警察側は捜査結果を11日午前にチョン・ダビンさんの遺族と所属事務所に説明する予定だ。