金剛山で撮影が行われた映画『黄真伊』について、北朝鮮側の関係者らが深い関心を示していたことが分かった。
『黄真伊』の広報を担当するラッピングボアは9日、「金剛山での撮影の間、北朝鮮側の関係者らが『黄真伊』に深い関心を示した。ある関係者は、平壌でもこの映画が見られたらいいのにと言っていた」と話した。
ラッピングボアは「ホン・ソジュン原作の『黄真伊』が映画化されるという事実を知っているようで、北朝鮮側の関係者は税関検査のときから映画に対する質問で一貫していた」と説明した。さらに金剛山に登った時も、案内員が「黄真伊は3回金剛山に登ったと言われている。平壌でもこの映画が見られたらいいのに」と話し、『黄真伊』に対する北朝鮮側の関心が高かったと説明した。
1月28日から今月2日まで金剛山で行われた撮影で、制作陣は九龍淵の舞台岩や新渓川一帯など、金剛山の秘境を撮影しただけでなく、専門のクライミングチームの手を借り、未解放地域もカメラに収めた。
また、ラッピングボアは「マイナス13℃に迫る酷寒の中、韓服姿のソン・へギョが疲れたそぶりも見せず、男性でも難しい登山コースを最後まで登りつめた」と説明した。