セクシー歌手イ・ヒョリが負傷したにもかかわらず22時間にわたる撮影を強行するというプロ精神を発揮した。
イ・ヒョリは7日、ソウル新堂洞の7階建てビルで行われたミュージックドラマ『恋するなら彼らのように』の予告編の撮影中に、危うくビルの屋上から20メートル下に落下しそうになった。
このハプニングは屋上の突出部に座っているシーンを撮影している最中、小道具のガラスが割れたために発生した。幸い、換気口の角の部分で体を支え、墜落することはなかったが、ガラスの破片で腰の右側と足をけがした。
撮影の初日から危うく大事故につながる危機に陥ったイ・ヒョリは、大きな負傷はなかったものの、大きな精神的ショックを受けた。
この日午後11時に漢江トゥクソム地区の撮影現場にやってきたイ・ヒョリは目がかなり腫れており、スタッフは驚きのあまり泣いていたのではないかと心配したという。
しかしイ・ヒョリは「私のために撮影を遅らせることはできない」とし、病院に行かず、撮影を続けるというプロ根性を見せた。
結局、イ・ヒョリはこの前日の午前10時から22時間にわたり撮影を強行したことになる。
撮影チームのある関係者は「ヒョリさんは腰の右部分をかなりけがしていた。あとは残らないかもしれないが、かなり痛そうだったのに、嫌な顔ひとつせず無事撮影を終えた。撮影がすべて終わった後、傷あとを触りながら痛みを訴えていた」と話した。
熱いプロ魂を見せたイ・ヒョリは、8日から休息を取った後、14日から本格的な撮影に入る。