『グエムル』、06年世界の映画興行成績59位に


 昨年、韓国で1300万人という過去最高の観客動員数を記録した『グエムル‐漢江の怪物‐』(ボン・ジュノ監督)は、世界ランクでは果たしてどれくらいの水準なのだろうか。

 米国の映画専門誌『バラエティー』は、最新号でこれに関連した統計資料を掲載した。同誌は、昨年世界中で公開された映画の興行成績を集計し、100位までのランキングを発表した。

 同誌は、昨年1月3日から今年1月1日までに公開された作品を対象とし、米国国内での興行成績とそれ以外の地域での興行成績、これを合算した興行成績についてそれぞれ集計した。

 この合算興行成績の中で『グエムル‐漢江の怪物‐』は、興行収入8400万ドル(約101億4000万円)で59位に入った。また、韓国で1200万人の観客動員数を記録したイ・ジュンイク監督の『王の男』は、興行収入7600万ドル(約91億8000万円)で65位となった。

 なお、昨年世界で最も興行収入が多かった映画はジョニー・デップ主演の『パイレーツ・オブ・カリビアン‐デッドマンズ・チェスト‐』で、米国で4億2300万ドル(約511億円)、海外で6億4200万ドル(約775億円)、合わせて10億6500万ドル(約1286億円)の興行収入を得た。

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