「狂おしいほど演技がしたかった」
女優イ・ミヨンが6年ぶりにブラウン管にカムバックする。
これまでスクリーンでのみ活動してきたイ・ミヨンは、2001年の大河ドラマ『明成皇后』以来、6年ぶりのドラマ出演となる。イ・ミヨンの復帰作は3日から放送されるSBSの週末ドラマ『愛に狂う』(クォン・ギヨン脚本、ソン・ジョンヒョン演出)。
このドラマは愛する恋人を失った女性が、長い歳月の後、恋人を死に至らしめた男と偶然会い、運命的な恋に落ちるという物語。ここでイ・ミヨンは運命の恋に落ちるソ・ジニョンを演じる。また、この作品には最近軍隊を除隊したグループgod出身のユン・ゲサンのほか、イ・ジョンヒョク、キム・ウンジュらが出演する。
イ・ミヨンは最近行われた制作発表会で「最初の撮影の時は演技の感が戻らず、寒さの中で3カ月間も撮影しなければならないと思うと不安の方が大きかったが、監督をはじめとしたスタッフの暖かい配慮のおかげでなんとか撮影を進めている」と話した。また、恋人を死に至らせた男性と恋に落ちることができるかという質問に、「まだ恋が何なのかよく分からなくなることがあるが、恋にはいろいろな形があると思う。絶対不可能だとは思わない」と答えた。
4人の出演者の中では最年長のイ・ミヨンは、「後輩たちの演技には時折足りない面が見えることもあるが、演技に対する情熱の面では学ぶことが多い」と共演者に対する満足感を示した。
イ・ミヨンは最後に「『愛に狂う』という題名からして気に入った。恋の傷を背負っていても、いつも堂々としたソ・ジニョンの姿に惚れ、この作品を選んだ」と語った。