韓国版『白い巨塔』、日本に逆輸出へ


 医師の世界を政治的観点から描き話題を集めているMBC『白い巨塔』が原作の日本に逆輸出される。

 同ドラマの制作会社側は24日、「『白い巨塔』はまず放送権が日本のフジテレビに先行販売された。同ドラマは山崎豊子の書いた同名の小説をフジテレビで1978年と2003年にそれぞれドラマ化したもので、原作地に逆輸入されることになる。

 まだドラマの放送については具体的に決定されていないが、韓国でドラマが最終回を迎え次第、放送が決定する予定だ。

 2003年に放送された日本版『白い巨塔』は唐沢寿明、江口洋介など日本のトップスターが出演し、04年のザテレビジョン誌によるテレビドラマアカデミー賞の作品賞と監督賞を受賞した。

 同ドラマは外科課長になるために繰り広げられる闘いと医療事故を基点に、裁判所で起こる逸話など大きな枠は日本版の流れと同じだが、手術室での闘いや日本のドラマにはない部分が加味されており、日本の視聴者がどんな反応を見せるかに関心が集まっている。

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