故ユニさん、納骨堂に安置される


 自殺した故ユニさん(26)が、京畿道安城のユートピア納骨堂に安置された。21日午後12時50分ごろ、自身の住むアパートでユニさんが自殺した翌日のことだ。

 ユニさんの遺体は22日午後7時ごろ、ユートピア追慕館に到着した。安置場までは、ユニさんの遺影と遺骨を先頭に、母や祖母など約20人が後に従った。

 ユニさんは、映画俳優チャン・ドンフィさんも安置されている特別安置室「エリシウム」に安置された。遺族は遺骨の前で賛美歌を歌い、ユニさんの冥福を祈った。


 ユニさんの母親によると、ユニさんは幼い時に芸能界入りしたが、内気でおとなしい性格だったので傷付くことが多かったという。そしてユニさんは、自身に苦痛を与えたこの世界に静かに別れを告げた。

 この日、普段から仲の良かった芸能人イ・ファソン、ソ・ユジン、イ・ギチャン、イ・セチャン、キム・ジヨン、Mayaのほか、ユニさんの母、祖母、叔父、教会関係者、所属事務所の関係者など約20人という少ない参列者で、ユニさんを静かに見送った。

 またユニさんは生前、悪意的にインターネットに書き込まれた内容を見て、深く傷付いたという。ユニさんが通っていた教会の牧師は、出棺礼拝の際に「さっきインターネットを見たけど、ユニさんを賞賛する書き込みがたくさんあったよ」と語ると、ユニさんの母はそれまで我慢していた涙を止めることができなくなった。

 この日、納骨堂では、ユニさんの母と祖母が涙を流しながら、先にこの世を旅立ったユニさんの冥福を祈った。

追慕館に安置された故ユニさんの遺骨

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