ユニさんの母「うつ病完治したと思ったのに…」

　21日に自殺しているのが発見された歌手ユニさんの母、イさんが娘の死について重い口を開いた。イさんはユニさんが自殺した21日午後8時、焼香所が設置された仁川西区の黔丹オンヌリ病院で簡単な記者会見を行った。

　この日の記者会見には母親のイさんとユニさんのマネージャー、ユニさんの母方の祖母が通う教会の担当牧師らが応じた。

　以下はユニさんの母・イさんとの一問一答。

-つらい状況で記者会見に応じた理由は?

　「私が口を開かないでいたら、娘の死に関し憶測の混じった報道が飛び交うかと思い、記者会見を自ら要望した」

-ユニさんの自殺の動機は何だと考えている?

　「幼いころに芸能界にデビューし、いろいろ悩んだはずだ。その上、けなげな子供が弱さを隠し、強く見せようとしていたので、大変だったろう。心の痛みを胸の内だけに収めなければならなかった苦痛は大きかったと思う。それでうつ的な症状が少し出たが、おそらくそれが自殺の動機だったと考える」

-自殺前にそれらしい気配はなかった?

　「特になかった。以前うつ病の薬を飲んでいたが、完治したとばかり思っていた。それなのに…」