ビョン様、フミヤの主題歌絶賛 『夏物語』ジャパンプレミア


 16日午後6時30分、東京厚生年金会館でイ・ビョンホンの主演最新作『夏物語』のジャパンプレミアが開催された。

 ジャパンプレミアでは主演のイ・ビョンホン、スエとチョ・グンシク監督が上映に先立ち舞台あいさつを行った。

 この日、イ・ビョンホンが登場することは事前に告知されていたため、試写会のチケットは早期に完売し、会場は定員いっぱいの2000人で埋め尽くされた。また、チケットを入手できなかったファンも多数会場の周りに集まり、イ・ビョンホンの人気の高さを改めて確認させられた。

 プレミア冒頭、スモークの中から登場したイ・ビョンホンとスエは、満面の笑顔でファンの声援に応えた。「日本で始めて、ここで皆さんに見ていただけることがうれしい」とコメント。満場の拍手を浴びた。

 相手役にスエさんを指名したといわれるが、という質問に「映画のオファーを受けた後、シナリオを読んだら、スエさんのイメージがわいて、その名前を出した」と告白。それを受けたスエは「イ・ビョンホンさんが指名してくれたと聞いて大変緊張してしまったのだが、とてもうれしかった」と答えた。


 また、自身の夏の思い出は、との問いに「その質問は予想していなかった」とためらいながらも「この映画の宣伝ということではなく、昨年の夏は自分にとって大変思い出深い夏だった。田舎で長い時間を過ごし、とても貴重ないい思い出を作れた」と語った。

 その後スペシャルゲストとして、『夏物語』の日本版エンディングテーマ曲「大切な人へ」を提供した人気歌手の藤井フミヤが登場。同曲を熱唱し、舞台に花を添えた。

 歌の後、再び舞台に登場したイ・ビョンホンは映画にピッタリでとても好きな歌と絶賛し、チョ監督は歌に聞きほれてしまったので感想の言葉が出ない、と評し笑いを誘った。

 『夏物語』は27日に東京・シネマート新宿ほか全国で一斉公開される。

東京=野﨑友子通信員

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