ロイター、「女優ムン・グニョン」にスポットライト


 「国民の妹」ムン・グニョンが韓国を超え、アジアを代表するスターとして集中的に紹介された。

 ロイター通信は最近、「ムン・グニョンは韓国の全世代に愛されている数少ないスターである。幼い少女のイメージからより成熟した女へと成長している」という内容の記事を掲載した。この記事は米国をはじめ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピン、台湾などのメディアでも報じられた。ムン・グニョンのスター性と話題性が世界で立証されたことになる。

 特に、ロイター通信はムン・グニョンを韓国で最も親しみ深いイメージを持った女優と評価し、スポンサーに最も人気のあるモデルの1人であると説明した。また、ムン・グニョンをスターにした韓国は、これからはムン・グニョンを幼い少女のイメージにとどめておくのではなく、女優ムン・グニョンとしての成長と変化を認め、イメージチェンジをさせる必要があるという意見も提示している。

 ムン・グニョン自身も脱皮の苦しみにもがいている。昨年、20歳を迎えてから初めて挑戦した映画『愛なんていらねえよ』が興行に大失敗するという試練を経験した。「国民の妹」という修飾語が興行の邪魔をしたという分析もあった。しかしムン・グニョンは進化している。「妹」という修飾語をなくすため、新たな飛躍を試みている。最近撮影したCMでは思い切って肌を露出するなど、また一歩成長への歩みを進めた。

 ムン・グニョンはロイター通信とのインタビューで「時間がたてば少しずつ大人になり、悲しみや恋、苦痛のような感情についても完全に理解できるようになると信じている。人々の期待が時にはプレッシャーにもなるけれど、頑張って乗り越えたい」と話した。

 一方、ロイター通信はムン・グニョンの大学生活にも深い関心を示した。同通信は「ムン・グニョンが大学生活を通じて一般的な生活を経験している。スクリーンを通じて幅広いイメージを演じるためには、現実の世界でもさまざまな経験をしなければならないというのがムン・グニョンの考えだ。ムン・グニョンは成長している」と強調した。

キム・ソンウォン記者
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