女性コメディアンのキム・ヒョンウンが26歳という若さでこの世を去り、周囲の人々は悲しみに暮れている。
キム・ヒョンウンは2003年にSBS「ギャグコンテスト」で大賞を受賞、お笑い界にデビューした。その後、SBS『笑いを追い求める人々』(以下『ウッチャッサ』)で「美女三銃士」として才能と可能性を認められ、視聴者の注目を浴びた。
特にキム・ヒョンウンは『ウッチャッサ』創成期のメンバーで、コメディアンのイ・ジョンギュと共に人気コーナー「かわいこちゃん」で人気者になった。また、チャン・ギョンヒ、シム・ジンファと「美女三銃士」コーナーに出演、お色気ギャグが好評だった。
さらにこの「美女三銃士」は歌手デビューのオファーを受け、昨年9月の『ウッチャッサ』休養宣言の後、CDリリースの準備を行っていた。そして同月、5曲収録されたデジタルシングル『運命』をリリース、歌手として本格的な活動を開始した矢先だった。
コメディアンから歌手へと活動領域を広げようとしていたキム・ヒョンウンだが、その夢が花開く目前の昨年12月16日、江原道竜坪リゾートスキー場での公演に向かう途中、首の骨を折る交通事故に遭い、集中治療室で治療を受けていたものの、今月10日に息を引き取った。