2007年「音楽韓流」爽快なスタート
SHINHWA、スーパージュニア、Buzz、Tei、フィソン、ペク・チヨンら韓国を代表するトップクラスの人気歌手たちが日本で2007年の韓流の口火を切った。
埼玉県のさいたまスーパーアリーナで6日夜、行われた「第2回K-POPスーパーライブ」が大成功を収めた。
この日、さいたまスーパーアリーナは朝から雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、東京をはじめ遠くは大阪など全国からやって来た約1万3000人のファンでいっぱいになった。これに先立ち、出演者が到着した5日午後の羽田空港には日本人ファン約300人が集まり、混乱した。
コンサートを主催した(株)若い制作者連帯の関係者は「スーパーアリーナの総収容人数は約1万5000人なのを考えると成功に終わったもの。中国を除くアジア圏では最大規模のファンが集まった」と満足そうな様子だった。
この日のコンサートのハイライトは、何といってもラストを飾ったSHINHWAのステージだった。「集まったファンの80%以上がSHINHWAファン」という主催側の説明が事実であることがそっくりそのまま証明された形だ。SHINHWAのステージが始まると、日本人ファンは総立ちとなり“SHINHWA”と叫び続けた。SHINHWAが日本でのシングルリリース曲『僕らの心には太陽がある』を熱唱すると、ファンもペンライトを振り一緒に歌うなど、会場が一体となった。
また、日本で初めて公演を行ったスーパージュニアやペク・チヨンのステージも予想外に大きな反応を得た。特にペク・チヨンに対する反響は、主催側も想定外のようだった。普通、韓流の人気は男性スターに集まりがちなので、さほど期待されていなかったペク・チヨンだが、日本人ファンは圧倒的な歌唱力と躍動感に大きな関心を示した。
公演後のファンの反応は概して満足そうだった。日本人主婦のサカタ・ユウコさん(38)は「今年も韓国音楽がとても人気を集めるだろう。でも韓国語がよく分からないので困った。シンガーたちがもう少し日本語がうまければいいのに」と話していた。
この日の公演を成功させた(株)若い制作者連帯によると、今秋ごろ3回目のコンサートを開く予定とのことだ。開催都市は今のところ未定だ。