キム・アジュンの変身ぶりが印象的な映画『美女はつらいの』(キム・ヨンファ監督、KMカルチャー制作)が公開から20日間で観客動員数400万人を突破した。4日に配給会社ショーボックスが発表したところによると、『美女はつらいの』は3日、韓国全域で9万2694人を動員、これまでの観客数は400万1971人となった。
韓国映画が観客動員400万人を突破したのは、去年の秋夕連休(10月)に公開された『いかさま師』以来だ。『いかさま師』は計680万人を動員した。『美女はつらいの』は、整形手術で美人に生まれ変わったヒロインの恋と成功をコミカルに描いた映画。「韓国社会に蔓延する容姿至上主義や整形依存症をリアルに描いている」と評判だ。
同映画のヒットは、今回が初主演のキム・アジュンに負うところが大きい。彼女はこの映画で、体重100キロのデブ女からセクシーな美人歌手に見事に変身、映画界で今、最も旬な注目株となった。