女優カン・ヘジョンが昨年12月31日夜、「スッピン」で明洞と市庁を歩き回り、映画のプロモーションをした。通行人が撮影した当時の状況が、「スッピンのカン・ヘジョン」という題名の写真でインターネットに掲載され、話題を集めている。
11日、映画『ハーブ』の公開を控えているカン・ヘジョンは、先月31日午後7時ごろ、ソウル西大門ドリームシネマで一般試写会を終えた後、広報のチラシと緑茶のティーバッグを配るため光化門に向かった。
予告や準備なしでこの日9時ごろ明洞から即興的に始まったカン・ヘジョンのプロモーションは、市庁前広場まで続き、夜12時近くなって終わったと映画関係者は伝えた。
市民の熱い反応に嬉しくなったカン・ヘジョンは、元気に街を歩き回り、準備してきたダンボール3箱分の緑茶のティーバッグを全部配り切ったという。今回の作品に強い愛着があるというカン・ヘジョンは、市庁前広場に設置されているアイスリンク横の壇上に上がり、大きな声で映画の宣伝もしたという。
一方、この日のカン・ヘジョンの「スッピン写真」がインターネットで人気を集めている。あるポータルサイトに掲載された「スッピンのカン・ヘジョン」という写真はページビューが30万件以上に上るほどの人気で、映画の関係者を驚かせている。
制作会社の関係者は「急遽決まったことなので、写真などによるプロモーション効果は考えてもいなかった。インターネットで話題を集めているのを見て驚いている。この日、カン・ヘジョンが配ったチラシだけで1000枚以上になるだろう」と話した。