ドラマ『雪の花』、イ・チャン出演シーン削除


 イ・チャンは現在出演中のドラマから出演シーンを削除されることになった。

 来週最終回を迎えるSBSドラマ『雪の花』の制作陣が、殺到するネチズンの非難に負けた結果だ。同ドラマの制作陣はイ・ミニョンとの泥沼離婚により物議をかもしているイ・チャンの出演シーンを部分的に修正し削除することにした。

 同ドラマのク・ボングンプロデューサーは3日、「台本全体から見て、ほかの人物との一緒に出演しているシーンはやむを得ずそのまま放送するが、イ・チャンが単独出演しているシーンはすべて削除した」と伝えた。

 当初、制作陣は作品性を考慮し、イ・チャンを降ろすことに反対していた。ドラマの中でイ・チャンは、映画会社の社長ハ・インチャン役を演じており、主人公タミ(コ・アラ)が恋する自信家で洗練されたキャラクターを演じている。基本的に魅力ある役であり、タミの相手役ということもあり、比重も大きい。しかし制作陣は当初、今回の離婚劇について全く知らず、ドラマの内容は修正不可能という言葉だけを繰り返していた。

 しかしイ・ミニョン側がイ・チャンの暴行により妊娠15週目に入っていた胎児を流産し、鼻の骨が折れるほどの重症を負ったと主張したことにより、状況は急変した。特に同ドラマのホームページの掲示板には、イ・チャンを非難する書き込みが殺到しており、某ポータルサイトの掲示板には「イ・チャン暴行糾弾とテレビ出演禁止請願」というテーマで署名運動までが繰り広げられるなど、制作陣を困惑させている。

 イ・チャンは3日に予定されていた同ドラマのスタジオの撮影には参加しなかった。クプロデューサーは「単純な離婚だと思っていたところが暴行の事実が明るみになり当惑している。社会的に物議を醸している事件であるため、やむを得ずイ・チャンの出演シーンを削除した」と説明した。

キム・ソンウォン記者
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