イ・ミニョン-イ・チャンの泥沼離婚劇…どちらが真実か?


 一体、誰の言葉が真実なのか。

 夫の暴力により結婚10日余りで離婚した女優のイ・ミニョンとイ・チャンの攻防戦が第2ラウンドに突入した。

 イ・ミニョン側は1日、「イ・ミニョンはイ・チャンから腹部を蹴られ、15週目の胎児を流産した。また暴力により鼻の骨が折れるなど、大きな肉体的、心的被害を受けた」とし、イ・ミニョンが病院に入院している写真を公開した。

 沈黙を守っていたイ・チャンはこの日夜、A4用紙6枚分の膨大な反ばく資料を発表し、事件は新しい局面を迎えた。ここでイ・チャンは「口論の末、お互いに頬を7~8回殴りあっただけで、それ以上の暴力はなかった。腹部を蹴ったことなどない。イ・ミニョンは産婦人科で受けた手術が、流産によるものとしているが、人工的な中絶手術の可能性もある」とした。

 今回の攻防の最も重要な争点となるのはイ・ミニョンの流産の問題。

 イ・ミニョン側は「イ・チャンが問題にしている『人工的な中絶手術の可能性』については弁解する気にもならない。当時、産婦人科の担当医との通話の内容など、流産の事実を証明できる資料も証拠もあるため、検察で立証することもできる」と断言した。

 これに対しイ・チャン側は再び沈黙を守っている状態だ。しかし間もなく立場を整理し、再びイ・ミニョン側に反ばくしてくる見込みだ。

 2人の攻防戦に対しネチズンは「醜い」という反応を示しながらも、イ・ミニョンの味方についている。

 イ・ミニョンの顔には大きなあざがあり、鼻の骨まで折れているなど、暴力を受けた痕跡が生々しく残っているため。

 2人の攻防は裁判にまで発展する見込みだ。イ・ミニョン側が先に「刑事訴訟を含めたすべての法的措置を講じている」と明らかにしたことに続き、イ・チャンも「むしろ自分がイ・ミニョンの母親と兄に幾度も暴行を受けた」とし、法的対応を検討していることを示唆した。

 一方、イ・チャンは今回の事件により、現在出演中の月火ドラマ『雪の花』(SBS)も途中下車しなければならない危機に陥っている。

 一部のネチズンはドラマの掲示板をはじめ、SBSのドラマ局にまで電話をかけ、「ドラマからイ・チャンを外せ」と強く要求しているという。

ソ・ジュヨン記者
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