韓国では映画として成功が難しいスポーツもの、しかもドキュメンタリーという映画『飛上』が28日までに観客2万人を突破した。
今月14日に9館で公開された『飛上』は、クリスマス連休で他の大作が次々公開される中でも7館で上映され、28日に観客動員2万278人を記録した。特に、完成度の高さが観客の口コミで広がり、今後上映館の拡大も計画されている。
『飛上』が達成した2万人は、これまで韓国で公開されたドキュメンタリー映画としては3位という観客動員数。『飛上』を上回っているのは『Between』と『送還』の2本で、それぞれ2万4000人前後を動員した。
『飛上』は万年、下位に甘んじていたサッカーチーム、仁川ユナイテッドFCが、チャン・ウェリョン監督と選手たちの闘志でチャンピオン決定戦に進出するまでの過程を描いたドキュメンタリー映画だ。