イム・サンス監督『懐かしの庭』、来年4月フランスで公開


 イム・サンス監督の新作映画『懐かしの庭』が来年4月11日、フランスで公開されることが決まった。

 27日、映画の海外配給を行っているシネクリックアジアによると、作家ファン・ソギョンの同名の小説を映画化した『懐かしの庭』は、フランスの配給会社プリティーピクチャースに先行販売され、4月公開が確定した。プリティピクチャースは今年、キム・ギドク監督の『うつせみ』をフランスの観客に紹介している。

 『懐かしの庭』のフランス公開はイム・サンス監督と原作者ファン・ソギョンに対する現地の高い関心が背景にあると見られる。イム・サンス監督は『浮気な家族』のフランス版を演出することになったほど、現地で脚光を浴びており、フランスに滞在しているファン・ソギョンは『古い庭園』をはじめ、6編の小説をフランス語に翻訳して出版し、好評を得ている。

 9月にスペインで開催された第54回サンセバスチャン国際映画祭で初めて公開された『古い庭園』は、最近、来年1月開催のパームスプリングス国際映画祭のワールドシネマナウにも出品されている。韓国では来年1月4日に公開される。

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