カン・ヘジョン「精神遅滞の女性演じることに罪悪感」


 女優カン・ヘジョンが新しい映画に出演する前、精神遅滞の女性を演じることに罪悪感を覚え、苦しかったと告白した。

 カン・ヘジョンは26日、ソウル新村のメガボックスで行われた映画『ハーブ』の記者懇談会で「この作品を選ぶ前まで、心情的に辛かった」と語った。

 同作で精神年齢が7歳の精神遅滞の女性の役を演じるカン・ヘジョンは「この映画でわたしが精神遅滞の人々を利用するのではないかという罪悪感に苦しんだ。そんな時、ペ・ジョンオク先輩が『精神遅滞の人々にとってあなたが意味ある存在になればいい』とアドバイスしてくれた。だからこの作品を選んだ」と語った。

 カン・ヘジョンは当時の辛かった状況については具体的に明らかにしなかった。

 「ペ・ジョンオク先輩と一緒に演技をするとき、鳥肌が立つことさえある。女優としての年輪というか、あまりにも多くのことを学んだ」とペ・ジョンオクに対する尊敬の気持ちを語った。

 同作は実際の年齢は20歳だが、精神年齢は7歳のサンウン(カン・ヘジョン)が、母ヒョンスク(ペ・ジョンオク)と別れ、初恋の人(チョン・ギョンホ)と出会うことにより繰り広げられる物語を描いた作品。来年1月11日公開。

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