チョン・ウソン、ジョン・ウー監督の新作に出演決定


 チョン・ウソンが中国映画界の巨匠ジョン・ウー監督の作品に出演することが決まり、国際的なアクションスターに飛躍しようとしている。

 チョン・ウソンはジョン・ウー監督が手がけ、俳優チョウ・ユンファ、トニー・レオン共演の中国映画史上最高の製作費を費やす超大作時代劇『赤壁(Battle of Red Cliff/仮題)』に出演する。同作品の製作に参加するエイベックスは、23日にホームページでチョン・ウソンの出演を発表した。

 チョウ・ユンファは劉備、トニー・レオンは諸葛亮(諸葛孔明)を演じる。また『ラスト・サムライ』『SAYURI』の渡辺謙が晁錯(ちょうそ)役にほぼ決まっている。チョン・ウソンは当初、アンディ・ラウが演じるのではといわれていた周瑜にキャスティングされたとのことだ。

 キム・ソンス監督の2001年作品『MUSA』でアクション映画に初挑戦したチョン・ウソンだが、今月20日に公開されたファンタジー大作『中天』で退魔武士イグァクを演じ、このところアクション物が続いている。『グリーン・デスティニー』『HERO』などで知られるウー監督は、アジアのアクション映画を世界に認知させ、近年はハリウッド映画でも活躍しており、新作への関心も高い。チョン・ウソンはすでにハリウッドでの地位を固めたウー監督、チョウ・ユンファ、渡辺謙と同じ作品に出演することで、ハリウッド進出に弾みを付けることになる。

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