チョン・ウソンとキム・テヒが主演する映画『中天』が、ハリウッド大作と同時期に公開されるという厳しい状況で、初週の観客動員数で45万人を記録する健闘を見せた。
25日に映画振興委員会の入場券統合ネットワークが集計したところによると、20日に公開された『中天』は、22日から24日まで3日間で45万8787人を動員、週末の興行成績3位となった。シェアは18.7%。
『中天』は100億ウォン(約12億7900万円)以上の製作費が投じられた超大型ファンタジー・アクションとして話題を呼んだが、CGの出来にそぐわないといわれるストーリーが指摘され、公開後の観客の反応も賛否両論だ。しかし、公開初週の観客の反応は概して高いことが分かった。
一週間前に公開された映画『美女はつらいの』がシェア42.2%を記録して圧倒的な優勢を見せたのと違い、クリスマス連休の期待作が多数公開され、週末の興行成績も薄氷の勝負だった。
『中天』と同じ21日に公開された『Night At The Museum』は同期間で63万8702人(シェア26.1%)を動員、週末興行成績1位になり、21日公開の『007カジノロワイヤル』は25万8192人(10.6%)の観客を動員し、4位になった。
一方、先週興行成績1位だった『美女はつらいの』は59万3955人(シェア24.3%)を動員、興行成績2位に入った。