シン・スンフン、14年ぶりのどっきりカメラに苦笑い


 「バラードの帝王」シン・スンフンが14年ぶりにドッキリカメラにひっかかった。

 シン・スンフンは16日、ソウル汝矣島MBCアカデミーで録画されたMBC『イ・ギョンギュのドッキリカメラ』で、音痴な歌手志望者のオーディションの審査をするという設定に見事にだまされた。

 シン・スンフンのドッキリカメラを成功させたのはPSYの力が大きかった。シン・スンフンと一緒に偽オーディションの審査委員として参加したPSYは、歌の実力のない歌手志望者を叱りつけながら腹を立て、これに当惑したシン・スンフンがPSYを止め、オーディション参加者を慰めるという展開になった。

 最近、偽CMの撮影というドッキリカメラに騙されたPSYは、シン・スンフンをだますために多少オーバーではあったものの、リアルな演技を見せ、シン・スンフンに疑いを抱かせないことに成功した。

 シン・スンフンは14年前の1992年にもイ・ギョンギュのドッキリカメラにひっかかったことがある。当時、シン・スンフンはイ・ギョンギュの婚約式という偽の設定に完璧にだまされ、祝歌まで歌った。

 撮影が終わるころ、ドッキリカメラであることを知ったシン・スンフンは、最近だまされたばかりのPSYを見ながら苦笑いを浮かべた。

 30日にPSYの年末コンサートにゲストとして出演することにしたシン・スンフンは、苦し紛れに「お前のせいでだまされたのだからゲスト出演はしない」というジョークを飛ばした。

 制作陣はドッキリカメラ企画の意図について「シン・スンフンの人間的な一面を見せようと思った」と話した。

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