女優キム・テヒがMBC『!』の人気コーナー「山越え川越え」で、寒い冬に暖かい感動をもたらした。
キム・テヒは6日、現在も水害の復旧作業が真っ最中の江原道麟蹄のある田舎の村を訪ねた。「山越え川越え」は病院もないような田舎の村へ行き、健康診断や復旧作業を助けるというコーナー。
キム・テヒは実の娘か孫のようにおじいさんやおばあさんの部屋に入り、家の中を片付けたり、歯の状態が悪く聞き取りづらい話にも微笑みながら耳を傾けた。
また、7月の集中豪雨の被害で息子を失ったおばあさんに会い、当時の話を聞きながら大粒の涙をこぼした。このおばあさんは、まるで自分の娘のようだと言いながら、逆にキム・テヒを慰めていた。
制作陣の関係者は「キム・テヒはカメラを意識せず、カメラが回っている時もいない時も同じように現地の人々に接していた。気さくで優しい姿に驚いた」と話した。
また、「女優として、移動式トイレを使うのは不便だったはずなのに、キム・テヒはまったく気にしていなかった。終始一貫した優しい微笑みの優しい態度は見ている人まで優しい気分にさせた」と賞賛の言葉を惜しまなかった。
この日、キム・テヒは現地の人々に「水害の被害を受けても頑張って暮らしていられる姿を見て、むしろわたしが慰められ、学ぶことが多かった」と涙を流しながら話した後、「機会があればもう1度来たい」と最後のあいさつをした。放送は23日。