女になりたいために相撲取りをめざす少年の話を描いた映画『天下壮士マドンナ』が2007年ベルリン映画祭に公式招待された。
14日、制作会社によると同映画は来年2月8日、ドイツで開幕する第57回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に公式招待された。ジェネレーション部門はベルリン映画祭にだけ存在する部門で、10代が審査委員を務め、受賞作には水晶熊賞が授与される。
ジェネレーション部門執行委員長のトーマス・ハイラーは、「数多くの映画祭の中、この映画を初めて上映することになり光栄。無限な夢と可能性が開かれている10代に十分にアピールでき、素材の斬新さとしっかりした話の構成に魅了された」と選定理由について説明した。
一方、今回のベルリン映画祭には同映画以外にイ・ユンギ監督の『とても特別なお客様』がフォーラム部門に、ホン・サンス監督の『浜辺の女』とイ・ジェヨン監督の『多細胞少女』がパノラマ部門にそれぞれ招請された。