チョン・ウソンとキム・テヒが主演しているファンタジー大作映画『中天』が12歳以上観覧可となった。
映像物等級委員会は5日、『中天』を12歳以上観覧可と判定した。『ロード・オブ・ザ・リング』『ハリー・ポッター』シリーズに続くファンタジー大作として、年末年始の家族客や学生客をターゲットにした『中天』は、狙いどおりの等級判定を受け、興行の先行きがさらに明るくなった。
死んだ者があの世に発つ前の49日間とどまるという仮想の空間「中天」を背景に、退魔武士イグァク(チョン・ウソン)と天女のソヒ(キム・テヒ)の愛と、中天を守るための戦いを描いているこの映画は、製作費だけでも100億ウォン(約12億4600万円)は下らないという大作で、製作段階から話題になっていた。
このため、12月の韓国映画の期待作は、12歳以上観覧可の作品が激しく競い合う様相を呈している。まずチョン・ジフン(Rain)とイム・スジョンが共演した『サイボーグでもいい』がパク・チャヌク監督映画としては初めて12才以上観覧可となり、オム・ジョンファとダニエル・ヘニーの『ミスターロビンの口説き方』も同等級となっている。キム・アジュンの『美女はつらいの』も12歳以上観覧可だ。