芸能人麻薬テロ:RUI「報復の脅威受けている」

　最近、麻薬入りの小包が一部芸能人に配達されるという事件が相次いでいる中、被害者の1人である歌手のRUI(イ・スンチョル)が報復の脅威を受けていることが明らかになり衝撃を与えている。

　RUIは5日午後4時30分からソウル汝矣島のレキシントンホテルで記者会見を行い、報復の脅威を受けていると明らかにした。

　RUIは「ファンから送られてきた小包に麻薬入りの注射器10本が入っていた。2億ウォン(2490万円)をサイバー口座に入金しろという脅迫の手紙が一緒に入っていた」とし、「すぐに検察に通報し、ドーピングテストを受けた」と話した。

　また、「このような状態で1カ月近く過ごしたが、ある日、後輩から電話をもらった」とし、「その後輩は自分も同じ脅迫を受けているが、手紙にRUIも同じ麻薬を送ったが2億ウォンを入金していない。RUIがどんな風にやられるかよく見て、入金するようにという手紙が入っていたと聞いた」と話した。

　「この話を聞いて動転し、24時間ボディーガードとマネージャーと一緒に生活している」とし、「1日も早く犯人が捕まって欲しい」と現在の心境を語った。

　検察によると、10月～11月初旬の間に、歌手A氏、B氏、コメディアンC氏、D氏に数十万ウォン～100万ウォン相当の麻薬と注射器、脅迫の手紙が入った小包がオートバイのクイックサービスで配達された。