映画『王の男』、イ・ジュンギ先頭に立て日本公開へ


 映画『王の男』(監督:イ・ジュンイク、制作:イーグルピクチャース、シネワールド制作)が9日の日本公開に先立ち、イ・ジュンギを先頭に出した日本版『王の男』のポスターを制作し注目を浴びている。

 日本で使用されているこのポスターは、コンギル役のイ・ジュンギを最も大きく配置している。チャンセン役のカム・ウソン、燕山君役のチョン・ジニョン、緑水役のカン・ソンヨンまで主人公4人を全面に配置していた韓国版のポスターと全く違う雰囲気のポスターになっている。

 これは韓国でも「女より美しい男」として旋風的な人気を集めたイ・ジュンギが、『王の男』の日本公開に先立ち注目されているためだと解釈される。

 また、映画の中の「コンギリ」によって表現される同性愛的な雰囲気が、イ・ジュンギをクローズアップすることにより、さらに強調されている。『王の男』の韓国公開当時にも話題にあった同性愛コードが日本の観客の好奇心を刺激するのに大きな役割を果たすというのが映画関係者の評価だ。

 韓国で人気を集める前から草なぎ剛と映画『ホテルビーナス』に出演しているイ・ジュンギは、先月行われた東京映画祭に参加した際も日本メディアのスポットライトを浴びている。最近は日本の新鋭女優の宮崎あおいと韓日合作映画『ヴァージンスノー』を撮影している。

 『王の男』の1230万人という記録を超え、1300万人を突破し、韓国映画最高の興行記録を打ち立てた『グエムル-漢江の怪物-』が、今年9月に日本で公開されたが、公開第1週目で7位にとどまるなど、最近、韓国でヒットした作品が日本で期待以下の成績を収めている中、『王の男』がどれだけの成果を収めることができるかに関心が集まっている。

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