ドラマ『朱蒙』、延長放送がほぼ確定


 MBCドラマ『朱蒙』は、主演のソン・イルグクが提示した条件をすべて受け入れることを決め、本格的にドラマ延長の準備に入った。

 MBCテレビのシン・ジョンイン副社長は、27日「ソン・イルグクに対し、スタッフの待遇と制作環境を改善し、ドラマの質を高めることを約束した。先日、チェ・ワンギュ作家に延長分のシナリオをすぐに執筆するよう依頼したところ」と説明した。

 当初、ドラマの延長には反対の姿勢を見せていたソン・イルグクだが、最近「スタッフの待遇改善やドラマの質的向上などについての条件を、MBC側が受け入れた場合に限り、延長分に出演する」と発表した。こうした条件に対し、MBC側が積極的に受け入れる考えを示したため、ドラマ延長が確定する方向に動いた。

 シン副社長は「高句麗の建国、朱蒙とテソの対立など、今後ドラマのストーリーを十分に描いていくには、延長放送は欠かせない。今回ソン・イルグクが要求した条件を受け入れたので、問題はすべて解決したと考えている」と話した。

 『朱蒙』は当初、全60回放送で12月中旬に終了する予定だったが、最近MBCが20回分の延長放送を行うと発表した。これにソン・イルグクが反対の意向を示していたが、今回ソン・イルグクの要求が受け入れられたことで、来年2月まで延長放送が実現する見通しだ。

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