時代劇韓流到来か?…『黄真伊』アジア10カ国からラブコール


 ハ・ジウォン主演のKBS2『黄真伊』が韓国での人気上昇と共に、アジア各国から熱いラブコールを受け、「時代劇韓流」ブームを巻き起こそうとしている。

 最近、連日のように最高視聴率を更新している『黄真伊』は、日本や香港などアジア10カ国と現在輸出交渉が進められている。このうち、中国と台湾、ベトナム、タイでは放送前から版権契約が結ばれるなど、その人気の程を立証している。

 KBSの関係者は22日、このように明らかにし、「主人公のハ・ジウォンは韓流スターとしては有名とはいえないが、演技力がある上、コンテンツ自体の質の高さが評価され、海外でも関心が高い。輸出価格もほかのドラマに比べ高い方だが、韓国の放送で視聴率が上昇したことにより、より価格が高騰している」と説明した。

 また、「韓国のトレンディードラマが東南アジアで人気があり、日本では純愛もののラブストーリーが人気がある。『黄真伊』はそれとは違う種類のドラマだが、韓国の品格高い伝統文化が表現されるなど、高い制作費が効果を挙げており、海外のテレビ関係者も自国での高い視聴率を予想している」とした。

 朝鮮時代最高の妓生 (キーセン=芸妓)とされている黄真伊の波乱万丈な人生と愛を描いたドラマ『黄真伊』は、新しく再現された韓服と伝統舞踊などが放送前から話題を集めた。ドラマは黄真伊の初恋の人、ウンホ(チャン・グンソク)が悲劇的な死を迎えた後、ピョク・ゲス(リュ・テジュン)とキム・ジョンウォン(キム・ジェウォン)と黄真伊との間の三角関係が展開されていく。

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