悲しみ乗り越え…ペク・チヨン、3年ぶりの受賞


 歌手ペク・チヨンが3年ぶりに年末の授賞式の主人公になった。

 ペク・チヨンは25日、ソウルオリンピック公園体操競技場で行われた「2006 Mnet KMミュージックフェスティバル」で女性ソロ部門の最優秀アーチスト賞を受賞した。年末の歌謡祭で賞を受賞するのは2003年、ソウル歌謡大賞でダンス部門で受賞して以来3年ぶりのこと。

 イ・ヒョリ、パク・チョンア、イ・スヨン、バダなどそうそうたる顔ぶれの中での受賞とあって、感激もひとしおのペク・ジヨンは、「本当にありがとうございます。苦盡甘来(苦しみが尽きれば喜びが訪れること)という言葉を思い出します。一生懸命頑張ったことを認めてもらえたようで嬉しい」と涙を浮かべた。

 2000年のビデオ事件により歌謡界を離れていたペク・チヨンは、2003年に再起を試みたものの、よい成果を得ることはできなかった。この後、今年初めにバラード『愛さない』で完璧なイメージチェンジに成功し、歌謡界最高の女性歌手の地位を手にした。

 一方、この日の授賞式で東方神起は今年最高のアーチスト賞を受賞して四冠王に、男性グループSG WANNA BEは今年最高の歌賞を受賞、二冠王に輝いた。

 4時間にわたり行われた同フェスティバルは、Mnetジャパンを通じて生中継され、今後はアリランTVから米州、ヨーロッパなど多くの国で放送される予定だ。

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