来年1月10日に放送されるSE7EN、ホ・イジェ主演の『宮S』が最大の危機を迎えている。
ドラマ『宮』の制作会社エイトフィックスが『宮S』の制作会社であるグループエイトに制作禁止仮処分申請計画および法的強硬対応の意思を明らかにしたことに続き、『宮』シーズン2を企画しているとしたため。
エイトフィックスのチェ・ゲヨン理事は23日、「これまでのドラマの内容と主演俳優のキャスティングなど、すべての主な制作日程を進める際、『宮』シーズン2として広報してきたグループエイトは、今年5月、エイトフィックスから退職した役員らが作った会社で、『宮』と関連した制作権はまったく持っていない」とした。
チェ理事は「これにより『宮』と関連した版権を持ち、『宮』シーズン1の著作権者であるエイトフィックスは、今後『宮』の商標を使った一切の営業行為が侵害されることになり、今後、本当の意味の『宮』シーズン2の制作までが危険に陥っている」と主張した。
また、24日には「既に2カ月前から『宮』シーズン2を企画してきた」とし、「既存の俳優のキャスティングと前編に続くストーリー展開という2つ大きな軸を維持し、外国のような本当のシーズン制を放送する計画」と述べている。
これに先立ち10日にはエイトフィックスがグループエイトに内容証明を送り、『宮』というドラマの題名の使用禁止と、『宮』に関連があるかのように広報した事実を訂正するよう要請している。
これにより、『宮』 とは違い、「大韓民国は立憲君主国」という基本の設定だけを残し、独立した内容を描くことになる『宮S』は、今月末から本格的な撮影を開始する時点で始まったこのような法律紛争により、ドラマの正統性も深刻な打撃を受けることになる見通しだ。
また、ユン・ウネ、チュ・ジフン、キム・ジョンフン、ソン・ジヒョなど、『宮』の主演俳優たちが主演する『宮』シーズン2の撮影が本格的に進められる場合、『宮S』と似ているだろうというイメージがドラマを脅かす可能性もある。
これに対し『宮S』の制作会社グループエイトの関係者は「様々な憶測があるのは事実だが、大きな問題にはならないだろう」とし、「具体的な対応方法は間もなく話し合いを行う」と述べた。