イ・ビョンホン「『夏物語』のソクヨンは僕と似ている」


 俳優のイ・ビョンホンが田舎の女性と恋に落ちる映画の中の設定と関連し、自分の経験談を語った。

 イ・ビョンホンは23日、ソウル三成洞メガボックスで行われた映画『夏物語』(チョ・グンシク監督、KMカルチャー制作)試写会の後に行われた記者懇談会で、「田舎の女性に会った経験はないが、ほかの場所ではたくさんの女性に会った」と正直な発言をし、爆笑を誘った。

 『夏物語』は1960年代を背景に、大学生のソクヨン(イ・ビョンホン)が農村にボランティアに行ったときに知り合ったジョンイン(スエ)と恋に落ちることによって始まる。

 大学時代の様子を問う質問にイ・ビョンホンは「僕の大学時代は映画のような激しい学生運動が起こっていた時期ではなかった」とし、「僕もデモをしているところを見たことがある。授業料引き上げに反対する内容だった」と話した。

 イ・ビョンホンが演じるソクヨンは激しい学生運動をしていた若者ではなく、団体生活にうまく慣れることができず、人生の目的もはっきりしていない、やや利己的な性格の人物として描かれている。

 イ・ビョンホンは「ソクヨンの基本的な性格は僕に似ている。僕も団体生活が苦手な方。今回の映画のキャラクターはこれまで出演した映画の中で、実際の僕の性格と1番似ているところが多いキャラクターだった」と話した。

 同作は初恋の女性を思い続ける1人の男性を描いた切ないラブストーリー。30日から公開。

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