キム・レウォン「家族と13年、離れて暮らしました」


 キム・レウォンが、映画『ひまわり』への出演を決心することになったエピソードを披露した。

 キム・レウォンは13日午後、ソウル三成洞メガボックスで開かれた『ひまわり』の記者会見で、「やむを得ない事情があり、家族と13年もの間、離れて暮らしてきました」と打ち明けた。

 「これまで重大な決断事でも両親と相談したことがありませんでした。でも、ある出来事を通じて、それが自分にとって幸せなことではないことを悟りました。遠くから見れば完璧なようでも実際には違うことに気付きました。まさにその時、『ひまわり』のシナリオを受け取りました」と話した。

 偶然に知り合った女性の息子になり、家族の愛情を知るテシク役を務めたキム・レウォンは「自分の家族について悩んでいた時に、映画のシナリオを受け取りました。幸せだと思っていた自分の人生が、実際はそうでないことに気付いた時だったので、自分の役に共感することができました」と説明した。

 また「テシクが過ごしてきた日々を思い浮かべながら演じました。4カ月の撮影期間中、母親役のキム・ヘスクさんと妹役のホ・イジェさんとは、本当の家族のように過ごすことができ、とても幸せでした」と話した。

 このほか、映画の中のアクションシーンについて「演技の途中、右肩を少し怪我しましたが、すぐに治りました。反対に、テシクに殴られる武術チームの方は、怪我をしてギプスをすることになり大変だったようです」と語った。

 『ひまわり』は、 過去に傷を持つテシク(キム・レウォン)が、トクジャ(キム・ヘスク)に 家族として温かく受け入れられながら、本当の愛を知り、人生に希望を見い出すようになる作品で、23日に公開される。

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