「アジアのスター」Rainは「ワールドスター」へと羽ばたけるか?
韓国の歌手としては初めてワールドツアーを開始するRainが、その第一歩を飾る12月23・24日の米ラスベガスでの公演が驚くべき前売り券の販売を記録している。
Rainの公演が行われる場所はセリーヌ・ディオン、エルトン・ジョンなど世界のトップスターが公演を行っているシーザース・パレス・コロシアム。
先月24日からオンラインで前売り券の発売が開始してから、わずか20日間で75%以上の販売率を記録している。うれしいのは、高額の入場券は既に売り切れ、一番安い座席だけが残っているということ。
全3800席規模のシーザース・パレス・コロシアムの客席の中で最も高額のオーケストラレベル座席(261ドル、207ドル)は前売り券発売開始1週間で売り切れ、152ドルの座席も既に売り切れの状態だ。
残りの座席は舞台から最も遠いところ(89ドル)だが、これも続々と売れており、間もなく全席が売り切れる見通しだ。
これは今後35回にわたり行われるワールドツアーの大盛況を予感させるものだ。
今年2月、アジアの歌手としては初めてマジソン・スクエア・ガーデンで単独公演を行ったことに続き、ラスベガス最大の好況期であるクリスマスシーズンの公演まで成功させれば、米国メディアを含め、一部で起こっているRainの「人気のバブル」という論争は静まるだろう。
一方、Rainのワールドツアーには、演出家のジェイミー・キングや特殊舞台デザイナーのロイ・ベネット、ビジュアルディレクターのダゴ・ゴンザレスなど、世界的なスタッフが参加する予定だ。