韓国映画反撃…『愛なんていらねえよ』『熱血男児』観客動員1・2位


 2週連続で外国映画に興行成績1位を譲っていた韓国映画が反撃に出た。

 9日にそろって公開されたムン・グニョン&キム・ジュヒョク主演の『愛なんていらねえよ』と、ソル・ギョング&ナ・ムニ主演の『熱血男児』が公開初週の週末興行成績で1・2位となった。

 13日に映画振興委員会の入場券統合ネットワーク(222映画館・1518スクリーン、加入率86%)が発表したところによると、10~12日に『愛なんていらねえよ』は16万9565人、『熱血男児』は16万4494人を動員し、1・2位を韓国映画が占めた。

 この2作品は共にサイダスFNHが制作したもので、『愛なんていらねえよ』は330スクリーン、『熱血男児』は280スクリーンでの公開なので、実質的にはほぼ同じシェアと見られている。

 『愛なんていらねえよ』『熱血男児』は公開前から、2週連続で興行成績上位を占めていた外国映画を追い抜くもとの予想されていた。ハリウッド映画『プラダを着た悪魔』と日本映画『デスノート』は先週の興行成績で1・2位を占め、7月以来の外国映画の復活の兆しとなっていたが、今回の韓国映画の快挙で、反撃が始まるものと期待されている。

 先週2位だった『デスノート』は、韓国映画2本の勢いに押され3位に、2週連続1位だった『プラダを着た悪魔』は4位に後退した。

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