ドラマ『雪の女王』、アジア4カ国に先行販売…日本も交渉中


 ヒョンビン、ソン・ユリ主演の新しいKBS2月火ドラマ『雪の女王』が台湾GTVをはじめとした東南アジア4カ国に先行販売された。

 制作会社のユンスカラーの関係者は9日午後、「『雪の女王』が韓国で放送される前、台湾などアジア4カ国に先行販売された」とし、「さらに現在、日本のNHKを含めた5社程度のテレビ局などと交渉中で、間もなく契約を結ぶ予定」と伝えた。

 この関係者はまた、「普通のミニシリーズの場合、1話当たりの制作費が1億ウォン程度だが、『雪の女王』の場合、海外ロケをはじめ、放送用のオーディオではなく、映画用のオーディオで制作されたため、計20億ウォン(2億5080万円)程度の制作費がかかる」とし、「しかし現在、海外での版権販売の収益により損益分岐点は越えた」と説明した。

 日本をはじめとした東南アジアのさまざまな国の同ドラマに対する関心は、韓流ブームを巻き起こしたKBS2の『冬のソナタ』と比較され、「第2の韓流」旋風を巻き起こすことが予想される。

 さらに『雪の女王』の演出者であるイ・ヒョンミンプロデューサーは2004年に放送されたソ・ジソブ、イム・スジョン主演のKBS2『ごめん、愛してる』の演出者で、日本では既にその演出力が認められている有名プロデューサーだ。同ドラマはイ・ヒョンミンプロデューサーと韓流スターのヒョンビンの組み合わせがシナジー効果を生み出し、日本内で再び韓流に火をつけることが期待されている。

 同ドラマはアンデルセンの童話をもとに、無名ボクサーのテウン(ヒョンビン)と冷たく高飛車なポラ(ソン・ユリ)のピュアな恋物語を描く。

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