今年の夏、「Cutie Honey」で歌謡界に波乱を巻き起こした元シュガーのアユミが、今度はキム・ゴンモの大ヒット曲「間違った出会い」をリメイクする。
アユミの所属事務所スターワールドの関係者は6日、「アユミがキム・ゴンモの『間違った出会い』をリメイクしたデジタルシングルを発表する」と伝えた。
スターワールドによると、アユミにとってキム・ゴンモのこの曲は特別な意味がある。
日本で暮らしていた頃、唯一歌える韓国語の歌がこの「間違った出会い」だったのだ。実際、アユミは2002年にデビューした当時、あるインタビューで「韓国語の勉強を歌謡曲でしているが、『間違った出会い』をよく歌う」と話している。
幼い頃から意味もわからないまま、母親が好きだった歌謡曲を歌いながら育ったというアユミは、キム・ゴンモのこの曲で韓国語の早期教育(?)を受けたともいえる。
この曲は恋人に裏切られた男性の歌だが、アユミの「間違った出会い」は歌詞とメロディーは同じではあるものの、女性が主人公となっているため、全体的な雰囲気が違う。恋人には裏切られはしたものの、大きく落胆せず、腹を立てた後、きれいに忘れようとするクールな女性を連想させる。
アユミはこのような印象を持たせるため、曲のリズムをダンス調にし、パワフルなダンスで演出した。
アユミ側は「90年代に爆発的な人気を集めたこの曲で、当時の思い出と共に、アユミバージョンの斬新さを楽しんで欲しい。『間違った出会い』が再び多くの人々の愛唱歌になることを願っている」と話した。
アユミは8日、アユミとユン・ジョンシンが司会を務めるtvNの『メドドットコム』でこの曲を初公開する。