キム・ギドク監督、新作映画の主人公に台湾のチャン・チェン


 キム・ギドク監督の新作映画『Breath』の主人公に『グリーン・デスティニー』の台湾スター、チャン・チェンが出演する見通しだ。

 1日、映画専門誌「スクリーン・デイリー」は「チャン・チェンがキム・ギドク監督の映画『Breath』で主役を演じる」と報じた。

 『うつせみ』『サマリア』などで海外でも高い評価を得ているキム・ギドク監督だが、海外のスターを起用するのは今回が初めてのこと。キム・ギドク監督はほかの中国系俳優の出演も検討中だと同誌は伝えた。

 キム・ギドク監督は最新作の『時間』を公開した際、今後は韓国で自分の映画を公開しないと明らかにしていることから、中国系スター、チャン・チェン出演のニュースがより注目を集めており、韓国で公開されるかどうかについても関心が集まっている。

 来年はじめにクランクインする『Breath』は、夫の浮気の現場を目的した女性と、死刑囚の恋を描く予定だ。チャン・チェンは死刑囚の役を演じる見通しだ。

 『グリーン・デスティニー』をはじめ、『2046』『愛の神、エロス』などに出演したチャン・チェンは、韓国の歌手ブラウン・アイズの「もう1年」のミュージックビデオにも出演し、韓国でも広く知られている俳優。昨年は映画『愛の神、エロス』の公開と、『百年恋歌』の釜山映画祭開幕作決定に合わせ、2度韓国を訪問している。

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