ロックグループ「M.C The Max」の元マネージャーが、M.C The Maxのメンバーを相手取り、グループの名称を今後使用しないようにと求める訴訟を起こした。
M.CThe Maxのマネージャーだったペク某氏は26日、ソウル中央地方裁判所にイ・ス(本名チョン・グァンチョル)、チョン・ミニョク(本名チョン・フンマン)、チェ・イユン(本名ユン・ジェウン)を相手取り、「M.C The Max」という名称を使用した放送出演やアルバム発売の禁止を求める可処分申請を届け出た。
ペク氏は「自身が2004年7月23日に“M.C The Max”という商標名について特許登録を行ったのに対し、メンバーのイ・スらが専属契約を履行する意志がないと明らかにしたため、彼らはグループ名を使えないはずだ」と主張している。
またペク氏は「M.C The Maxという名前を他の歌手に付けて契約を行うこともできるのに、もしイ・スらが継続してこのグループ名を使用するのですれば、自分と他の歌手の専属契約ができなくなる可能性が生じる」と説明した。
イ・スらは1998年7月ペク氏と専属契約を結び、2000年から「moonchild」という名前で活動した。
イ・スらは2002年3月、ペク氏との専属契約を延長更新し、翌年初め芸能事務所を変えた際に、名前をM.CThe Maxに変更した。今年6月にメンバーは裁判所に「専属契約は今年3月に終わっている」とペク氏を相手取り債務不存在の確認訴訟を起こした。