イ・ヒョリが真夜中に道に倒れていた男性の泥酔客を助けていた事実が明らかになった。
今月14日未明、仕事を終えて帰宅していたイ・ヒョリは、ソウル瑞草区瑞草洞の自宅近くで酒に酔って倒れていた1人の男性を発見した。
イ・ヒョリは見ず知らずのこの男性を揺さぶって起こしたが、なかなか起きなかったため、ポケットの中の携帯電話を見つけて自宅に電話をかけてあげたという。
電話を取ってかけつけたこの男性の弟は、電話をくれた女性が泥酔客の前で家族の到着を待っており、さらにその女性がイ・ヒョリであることを知り、仰天したという。
この事実は、24日付の朝鮮日報の読者コーナーに「イ・ヒョリさん、ありがとう!」という投稿文が掲載されたことにより明らかになった。この投稿はその時、道端に倒れていた酔客自身がしたもの。
建築設計士だというこの男性はこの投稿で、「イ・ヒョリという名前だけでも驚くべきことだが、実際、酔って倒れている人がいても知らぬふりをする人が多い最近のような世の中で、イ・ヒョリさんの心遣いはあまりにもありがたく、その勇気に驚嘆する。道に倒れていたからといって事故が起こるとは限らないが、万一のことを考えると胸をなでおろす思い。イ・ヒョリさんの暖かい心遣いに深く感謝すると共に、その優しい心をいつまでも持ち続け、芸能界のさらに大きな星として輝いて欲しい」と感謝の言葉を伝えた。
この知らせを聞いたイ・ヒョリの関係者は「最近も会ったけれど、そんな話はしていなかった。ヒョリらしい行動ではある」と驚いていた。
イ・ヒョリは普段から人が聞いたら驚くような善行をたくさんしているとされている。しかし本人から「絶対言わないように」と固く口止めされているため、世間にはまったく知られていない。その理由について「ヒョリは芸能人という理由で善行を褒められたいとは思っていない。今回のことは突然のことだったが、普段から細かいことは気にせず、正しいと思ったことは実行に移す暖かい心遣いがそのまま現れのだろう」と話した。