ソン・シギョン、5thアルバム「ザ・バラード」販売高1位


 ソン・シギョンがバラードで再びトップに立った。

 10日に発表したソン・シギョンの5thアルバム「ザ・バラード」は、発売4日目にアルバム販売集計サイト「ハンターチャート」で、東方神起、シン・スンフン、RUI(イ・スンチョル)を押さえ1位になった。これまで販売されたアルバムは3万枚を突破している。

 最近、ミディアムテンポのバラードが歌謡界の主流となっている中、伝統バラードの「街角で」でアルバム市場に旋風を巻き起こしている点が注目される。

 11日、ソウル広津区のMELON-AXホールでデビューした後、初めてのアルバム発売記念ミニコンサートを開催したソン・シギョンは「時代が急激に変化している中、バラードにこだわるのは時代の流れに逆らうことかもしれないが、僕がSG WANNA BEが歌うような曲を歌っても似合わないと思う。バラードが少ない時期だからこそ、いい曲が多くの人々に愛されると思う」と話した。

 ソン・シギョンは最近噂になっている来年の軍隊入隊説に関しては「いつ軍隊に入隊するのかはまだ決めていない。2008年初めまでに決めることになるが、来年ごろには入隊することを考えている」と話した。

 アルバムの発売日が「バラードの皇帝」シン・スンフンと重なったことについて、「わざとではないか」という質問に、「意図したことではない。シン・スンフン先輩とも歌謡界の現実についてよく話をするが、最近の歌謡界はパワー溢れる歌手たちが相次いでカムバックして嬉しい」とし、無意味な誤解はしないで欲しいと笑った。

 一方、ミニコンサートの現場には多くの女性ファンが訪れた。1000人余りの観客のうち、女性の観客の比率が90%を超えるほどで、ソン・シギョンのしっとりした歌声とトークに歓声が途絶えることがなかった。

イ・ジョンヒョク記者
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