イ・ヨニ、新作映画『M』でカン・ドンウォンと初共演

　映画『百万長者の初恋』のヒロイン、イ・ヨニが人気俳優カン・ドンウォンと初めて共演することになった。

　イ・ヨニはイ・ミョンセ監督とカン・ドンウォンが手を組む2回目の作品として話題の映画『M』に出演が決まった。イ・ヨニは『M』で謎のベールに包まれた神秘的な「ミミ」役に抜擢され、壊れそうなほどもろく、初恋に胸を痛める女性を演じる。

　11日にプロダクションのコアスタジオが発表したところによると、映画関係者の間で「俳優調教師」として有名なイ・ミョンセ監督は、芯がしっかりしていながらも可憐な「ミミ」を演じられる女優探しにかなり苦心したが、イ・ヨニと出会い、一目で抜擢を決めたとのことだ。

　イ・ミョンセ監督といえば、これまで『マイ・ラブ、マイ・ブライド』のチェ・ジンシル、『初恋』のキム・ヘス、『刑事 Duelist』のハ・ジウォンなど、女優の新たな魅力を引き出してきた名監督だ。

　『M』は今年のカンヌ映画祭フィルムマーケットで『プロジェクトM』というタイトルで紹介されたもの。ミステリー(Mystery)、メモリー(Memory)、ミスティック(Mystic)をテーマに、消えた記憶と愛にまつわる物語を描く。カン・ドンウォンは「ハン・ミヌ」という名の小説家役で登場、神秘的でおぼろげな愛の記憶に閉じこめられた男を演じる。