ドラマ『恋人』撮影中に中国海軍に抑留?


 『無敵の落下傘要員』の後続ドラマとして11月1日から放送されるSBSの水木ドラマ『恋人』が、中国海南島近くで海上追撃シーンを撮影している途中、中国海軍に1時間近く抑留されていた事実が確認された。

 同ドラマの制作会社Kドリームのイ・ギジュン理事は3日、「中国でキム・ジョンウンとイ・ソジンの海上追撃救出シーンを撮影している途中、中国の海軍が出動し、中国の海軍基地が撮影されたという理由で撮影禁止を言い渡してきた」と話した。

 「海南島の海岸の一部地域に軍事境界線があるが、撮影中にこの線を越えてしまい、その瞬間、まだ公開されていない中国の軍艦がカメラに映った。軍事機密であるためフィルムなどは押収されたが、中国海軍との対話により、撮り直すことができた」と説明した。

 この過程でシン・ウチョルプロデューサーと制作スタッフの一部が約1時間にわたり中国海軍に抑留されたという。

 同ドラマはシン・ウチョルプロデューサーと脚本家のキム・ウンスクが、映画『約束』の原作である『背中を向けて行きなさい』を再解釈して作ったドラマ。主演はキム・ジョンウン(30)とイ・ソジン(33)。

イ・ジヒョン記者
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