今年5月、韓国の芸能人では初めて米国の時事週刊誌「TIME」の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、ワールドスターへの第一歩を踏み出した歌手RAINが、12月から始まるワールドツアーに約400億ウォン(49億6400万)の制作費を投じる。
今年2月、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでコンサートを行ったRAINは、12月から6カ月間、米ラスベガスをはじめ、日本・中国・タイなど11カ国を回りながら、計35回にわたり世界中でコンサートを行う。今回のツアーの監督はマドンナやブリトニー・スピアーズなどの公演の演出やダンスを担当したジェイミー・キング(Jamie King)だ。公演の収益金の一部はワールド・ビジョンを通じて開発途上国の子どもたちのための福祉事業に寄付される。
RAINは今回のワールドツアーに先立ち、13日にソウル蚕室オリンピックメインスタジアムで「ワールドツアー・プレミアコンサート」を行う。韓国観光公社はこの日、RAINの公演を皮切りに、外国人観光客2万人以上の誘致を目標にした「韓流の月」イベントを12月16日まで行う予定だ。