歌手シン・スンフンが「メード・イン・コリア」で世界市場に進出する。
10月10日に10枚目のアルバム『ザ・ロマンチスト』をリリースするシン・スンフンは、計90億ウォン(約11億円)が投じられる大規模ワールドツアープロジェクトを準備中だ。
10月14・15日のソウル市蚕室室内体育館での公演を皮切りに、来年7月まで続くワールドツアーは、韓国独特の公演ブランドを作り上げるため、韓国人スタッフだけが参加して制作されるというところに大きな意義がある。
製作費に90億ウォンもかかるのは、マイケル・ジャクソンのような海外トップスターが行う「ワン・シーン ワン・ビュー(1 Scene 1 View)」を採用したため。これは1曲ごとに毎回新しいセットや演出が用意される方式で、ファンにとっては差別化された公演が楽しめる技法だ。
ステージに上がる人数も90人以上で、コンサートに動員されるスタッフは250人にのぼる予定だ。
「ザ・シン・スンフン・ショー カラー・オブ・ロマンス」と名付けられた今回のコンサートは、年末まで韓国全国ツアーとして行われる。
シン・スンフンの所属事務所では「初めてのワールドツアーだけに、海外ファンに質の良い公演をお見せしたいと考え、思い切った投資を決めた」と語っている。