MBCドラマ『宮』シーズン2で、シーズン1の主演俳優を全員交代させることが決定した。しかし皇室家族として登場する中堅俳優はそのまま登場し、シーズン1の人気を維持していく見通しだ。
『宮』シーズン1で主演を務めたユン・ウネ、チュ・ジフン、ソン・ジヒョ、キム・ジョンフンがシーズン2には出演しないことが明らかになったことにより、内容上の新しい設定も必須となった。シーズン2は皇室の血を受け継いだ事実を知らずに過ごしていた平凡な人物が、王位の継承を受けるために宮に向かうという内容。ユン・ウネがシーズン1の主人公であったことから、シーズン2ではユン・ウネの男性版のような人物が主人公を演じる見通しだ。
このように内容は大幅に変更されるが、皇室の家族はシーズン1との連続性を考慮し、シーズン2でもそのまま出演する予定だ。
『宮』の制作陣は「正式に契約を結んだ訳ではないが、ほとんどの皇室の家族はシーズン2にも出演する予定」とした。
キム・ヘジャ(皇太后)、パク・チャンファン(皇帝)、ユン・ユソン(皇后)、イ・ユンジ(ヘミョン姫)など皇室家族の落ち着いた演技でコミカルなドラマの雰囲気のバランスを保ち、新しく王室入りする主人公と物語を展開していく予定だ。
また、ドラマに隠し味的な役割を果たしたコンネ官(イ・ホジェ)とチェサン宮(チョン・スヨン)もシーズン2にも登場する。一方、チェギョンの両親として登場していたカン・ナムギルとイム・イェジンは、設定上は登場しないものの、ドラマの途中で特別出演する可能性はあると制作陣は伝えた。
また、シーズン1に続き、演出を務めるファン・インレプロデューサーは、主演俳優を全面的に交代させることと関連、「主演陣が交代することになったのは残念なこと。特別出演でもいいから、途中で出演させたいと思っている」と全面交代に対する心境を語った。