キム・ギドク監督『時間』、トルコの国際映画祭にも出品


 キム・ギドク監督の13作目となる映画『時間』は、最近北米やヨーロッパの各国際映画祭に出品され高い評価を受けた作品だが、今度は第43回トルコのアンタルヤで開催される「ゴールデン・オレンジ映画祭」関連の「第2回国際ユーラシア映画祭」のコンペティション部門に出品されることが決まった。

 東欧を代表するチェコのカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の開幕作品にも選定された『時間』は、このほかにも米国シカゴ映画祭のコンペティション部門にノミネートされたほか、カナダのトロント国際映画祭、スペインのシッチェス映画祭などにも出品され、高い評価を得てきた。

 キム・ギドク監督の作品の中で最も大衆的と評価される『時間』は、倦怠期に陥った男女2人が“整形手術”という極端なショック療法によって、お互いの愛を確認していく過程を描いた作品。先月24日にソウルなど全国12の映画館で公開され、公開4週目までで2万8000人以上の観客を集めた。

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