「2億7千万円騙し取られた」イ・ヘヨン、前夫を詐欺で訴える

　タレントのイ・ヘヨンが元夫で歌手のイ・サンミンを詐欺の容疑で訴えたことが分かった。

　イ・ヘヨンの関係者は22日、「イ・ヘヨンが先月前夫のイ・サンミンを詐欺の容疑で訴えた。本人は静かに問題が解決されることを望んでおり公表しなかった」と明らかにした。

　イ・ヘヨンは先月30日、イ・サンミンが結婚前から離婚にいたるまでの間、約22億ウォン(約2億7000万円)を騙し取ったとして、ソウル地方警察庁に告訴した。

　イ・ヘヨンは、イ・サンミンが2003年にモバイル写真集でヌード姿を撮影することを強要した後、イ・ヘヨンの契約金5億ウォン(約6000万円)と写真集の利益金3億ウォン(約3600万円)を奪い取ったと主張している。

またイ・サンミンが、イ・ヘヨンの印鑑を勝手に持ち出し、8000万ウォン(約970万円)のボルボ車1台と1億ウォン(約1200万円)のBMW車1台をローンで購入した。しかし、その後これを支払わなかったため、イ・ヘヨンのテレビ出演料が差し押さえられたという。

　これ以外にもイ・ヘヨンは、イ・サンミンが借用証明書にイ・ヘヨンの名前を勝手に使用し、10億ウォン(約1億2000万ウォン)の借金を作ったほか、イ・ヘヨンと関係のある企画会社から3億ウォン(約3600万円)の資金を借り受け、これを使い込んだと主張している。

　イ・ヘヨンとイ・サンミンは約10年間の交際後、2004年6月に結婚したが、昨年8月に離婚し、1年2カ月という短い結婚生活にピリオドを打った。