『グエムル』ポン・ジュノ監督が語る主人公の死 


 「ソン・ガンホはブルース・ウィリスではない」

 朝日新聞が17日、ポン・ジュノ監督の言葉を引用して、『グエムル-漢江の怪物-』の』登場人物の死について大きく報道した。

 同紙は「ソン・ガンホはブルース・ウィリスではない」というタイトルで、最近ソウル延世大学で開かれた『グエムル』のポン・ジュノ監督と観客との対話を通じ、劇中悲劇的な死を迎えるコ・アソン(ヒョンソ)の死と関連したエピソードを紹介した。

 韓国映画興行史上最高記録した『グエムル』は、日本では今月2日に公開され、週末のボックスオフィス7位、第2週のボックスオフィスで10位を記録している。そのため、このような報道は日本国内における『グエムル』への関心度を間接的に反映しているものと解釈できる。

 同紙によると、ポン・ジュノ監督は観客との対話で「ヒョンソが死を迎える。これは、シナリオを書く時に最初から決まっていたことだ」と伝えた。

 ポン監督は「日本から投資を受けるため、シナリオが日本語に翻訳されてユニバーサルジャパンとソニージャパンに渡った時、商業映画で子供が死ぬのは無理があるのではないかという指摘を受けた。ヒョンソの死について異議を唱え、“代わりにソン・ガンホをしなせてはどうか”という意見が出た。しかし、“ソン・ガンホはブルース・ウィリスではない”と答えた」という。

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