イ・ワン、映画『少年は泣かない』で韓国映画デビュー


 イ・ワンが映画『少年は泣かない』の主人公にキャスティングされた。

 映画制作会社MKピクチャーズ社は、8日「イ・ワンを韓日合作映画『少年は泣かない』の主人公にキャスティングした」と発表した。

 昨年、日本映画『その時、私は死ぬことにした』に出演したイ・ワンは、今回が韓国映画初出演となる。

 イ・ワンは両親を早くに亡くし、自身の力でたくましく生きる少年チョンドゥ役を演じる。チョンドゥは激しやすく、けんかが絶えない少年だが、義理人情に厚い性格という。またイ・ワンはこの映画で初めてアクション演技も見せるため、早くから映画に対する期待が高まっている。

 同映画のペ・ヒョンジュン監督は、イ・ワンの特に鋭い眼光が気に入り「第2のカン・ドンウォン」となる逸材と見て、キャスティングしたという。ペ監督は、映画『彼女を信じないでください』で、当時まだ新人だったカン・ドンウォンをキャスティングし、安定的な演技を見せる俳優として育てあげた実績を持つ。

 韓日合作映画『少年は泣かない』は、韓国戦争(朝鮮戦争)直後の1953年に、戦争よりも激烈な生活を送る少年たちを描いた作品で、イ・ワンのほかミュージカルスターのソン・チャンウィが出演する。

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